
こんにちは。
ノア音楽教室の大岡史恵です。
前回のブログでは、
夏休みにおススメしたい音楽に関する本についてご紹介しました。
ただただライトに、「へぇ~」と楽しんで読んでもらえたらいいのですが、
この本を推したいわたしの気持ちを深掘りしたら
「想い」が湧いて出てきてしまったので(笑)
今日のブログでは、ちょっとそれを語ってみようと思います。
わたしには、生徒さんたちには
ピアノを好きになってほしい、という気持ちだけでなく
いろんな楽器のことも知ってほしい、という想いがあります。
わたし自身が、ピアノよりもオーケストラの方を多く聴いて育ち
(ピアノを習ったのが自分の音楽体験の始まりであり、ベースではありますが)、
オーケストラが大好きだから、
ということももちろんあるのでしょうけれども、
世の中の曲たちは、ピアノの音色を前提として作られたものばかりではなくて
複数の楽器がアンサンブルする様を表しているものが
とても多いのです。
正解は1つではない場合もあるし、
実際作曲家がオーケストラ用に作ったものがピアノ用に編曲されたものもあります。
「今弾いている曲のメロディーは、ベースラインは、内声は、何の楽器だと思う?」
・・・いろいろな楽器の音色を知っていると、想像は広く深く拡がっていくことができます。
ピアノを通じて、音楽を通じて、
人生を豊かに愉しむことのできる大人に育ってもらえたらいいな
子どもの生徒さんには、いつもそう思っています。