
こんにちは。
ノア音楽教室の大岡史恵です。
5月からレッスンを始めた年少さん、
やりたいことをやりたい!
それ以外はやりたくない!
一度「いや!」と思ったらすべて終了・・・
といったことも多くて、
毎回のレッスンは、展開が読めません(笑)。
ピアノを始めた初めの頃のレッスンでは、
鍵盤の理解(ドはどこ?とか)、音列の理解(ドレミ、ドシラ)、音読み(音符)、リズム、
などなどやることはたくさんあります。
バランス良く進められたらいいとは思いますが、
とはいえ「別に今日絶対にコレをやらなくてはならない!」
というわけでもないので、
言いなりにはならないラインを保ちながら
いろいろと繰り出しています(笑)。
そんな年少さんも、発表会を経験したあたりから
少し変わってきたように思います。
先日のレッスンでは、
「先生のエリア」(レッスンで使うグッズなどを置いてあるところ)に目をキラキラさせていたので
ちょっと身構えていたら(笑)
「コレがほしい」と年少さん、
昔わたしがオマケでもらったハンコ3つ組を指さしました。
「これはねぇ、ピアノをたくさん弾く人じゃないと使えないのよ~
(まだ早いんじゃないかな)」
とこたえたら、
「やりたい!」と。
このハンコは、部分練習をしてもらいたいときなどに
「3回弾こう! 1回弾いたらこの子をココからあっちに移せるよ」
と、ピアノの脇から譜面台の上に移動させて、
3回練習する励みとして、ときどき使っています。
年少さんは、3回どころか1回弾くのもやらないときもあるくらいなので、
「なぁんだ」と興味を失うか
あるいは違う遊び方をしたいと主張するか
(予測がつかないのでちょっとドキドキ)
どちらかかなと思っていたところ、
「やる!」と。
そしてほんとうに、テキストの曲を3回弾きました。
次の曲も、その次も・・・。
4曲を3回ずつ、集中して弾くことができました。
すごい!
何がヒットするか、わかりませんね(笑)。
次回もこの手が使えるとは限りませんが、
1回でもこういう風に集中できると、
「レッスンでできた!」という自信が付くので変わってくると思います。
今後のレッスン展開が楽しみになってきました。