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10/17 自由人の年少さんのレッスンで

こんにちは。

ノア音楽教室の大岡史恵です。

 

 

5月からレッスンを始めた年少さん、

 

やりたいことをやりたい!

それ以外はやりたくない!

一度「いや!」と思ったらすべて終了・・・

 

といったことも多くて、

 

毎回のレッスンは、展開が読めません(笑)。

 

 

ピアノを始めた初めの頃のレッスンでは、

鍵盤の理解(ドはどこ?とか)、音列の理解(ドレミ、ドシラ)、音読み(音符)、リズム、

などなどやることはたくさんあります。

 

 

バランス良く進められたらいいとは思いますが、

 

とはいえ「別に今日絶対にコレをやらなくてはならない!」

というわけでもないので、

 

言いなりにはならないラインを保ちながら

いろいろと繰り出しています(笑)。

 

 

そんな年少さんも、発表会を経験したあたりから

少し変わってきたように思います。

 

 

先日のレッスンでは、

「先生のエリア」(レッスンで使うグッズなどを置いてあるところ)に目をキラキラさせていたので

ちょっと身構えていたら(笑)

 

「コレがほしい」と年少さん、

昔わたしがオマケでもらったハンコ3つ組を指さしました。

 

 

 

「これはねぇ、ピアノをたくさん弾く人じゃないと使えないのよ~

(まだ早いんじゃないかな)」

 

とこたえたら、

「やりたい!」と。

 

 

このハンコは、部分練習をしてもらいたいときなどに

「3回弾こう! 1回弾いたらこの子をココからあっちに移せるよ」

と、ピアノの脇から譜面台の上に移動させて、

3回練習する励みとして、ときどき使っています。

 

 

年少さんは、3回どころか1回弾くのもやらないときもあるくらいなので、

 

「なぁんだ」と興味を失うか

あるいは違う遊び方をしたいと主張するか

(予測がつかないのでちょっとドキドキ)

 

どちらかかなと思っていたところ、

 

「やる!」と。

 

 

そしてほんとうに、テキストの曲を3回弾きました。

 

次の曲も、その次も・・・。

 

 

4曲を3回ずつ、集中して弾くことができました。

 

 

すごい!

 

 

何がヒットするか、わかりませんね(笑)。

 

 

次回もこの手が使えるとは限りませんが、

 

1回でもこういう風に集中できると、

「レッスンでできた!」という自信が付くので変わってくると思います。

 

 

今後のレッスン展開が楽しみになってきました。