
こんにちは。
ノア音楽教室の大岡史恵です。
(ブログにも書きましたが)過日、子どものピアノコースでは「夏のグループレッスン」を開催しました。
その中で、発表会で弾く曲を弾くコーナーもあったわけですが、
もちろん、やりっぱなしにはせず、
活かしていきます。
人前で弾くことには、いくつもの学びがあります。
1)この日を目の前の目標として、少し練習を増やす効果があるかも?
2)ドキドキを体験すること。
緊張は、多かれ少なかれ誰しもするけれど
「緊張した自分」を知っておくことは大切。
そして、多く体験を重ねることで、ドキドキが減るといいなと思います。
3)自分の今ココを知ること。
うまくいかなかったことがあったら、それを磨き直せばいい。
4)ほかの人の演奏を聴くことで、刺激や気づきを得ること。
比較する必要はないけれど、
同年代の生徒さんの仕上がりに刺激を受けたり
年上の生徒さんの演奏に憧れたりする、良い機会です。
・・・というわけで、弾き合い会のあとのレッスンでは、
「自分の演奏、どうだった?」
と参加者に聞きました。
すると、多くの生徒さんが、割と肯定的にとらえていつつも
1、2か所くらい、思うように弾けなかったところを挙げました。
自分にダメ出しだらけ、というのはどうかなとは思いますが、
人前で弾いて思うようにいかなかった、それを克服したい、
と思う・気付くことは大切です。
「で、それを改善しようと、その後そこをたくさん練習した?」
と聞いたら、
どの子も、頷きました。
実際にどれほど「たくさん練習した」かは、
その子によって、性格によっても様々なのだとは思いますが、
問題点に気づいて改善しようとしたことを
褒めました。
弾き合い会を経て、また一歩、
生徒さんたちの演奏がスムーズになってきたことを感じた、この1週間でした。