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5/19 3歳さん2回目レッスン

 

こんにちは。

ノア音楽教室の大岡史恵です。

 

 

 5月からレッスンをスタートさせた3歳さん。

 

 1回目はニコニコ楽しく終えたのですが、

2回目のレッスンでは、泣き顔でママに抱っこされて登場しました。

 

あらあら、何かあった?

 

 

出かける前にちょっと思うようにならないことがあった、とか

体調がベストでない、とか

 

ピアノのレッスンとは関係のないところでネガティブな気持ちからスタートってことは、

たまにあります。

 

 

そんな中でも、少しでも何かワークを…もちろん無理強いせずに…

 

こんなときには、内心フル回転で(笑)あれこれ繰り出してみるわけです。

 

 

というわけで、今日のブログは、

3歳さんレッスン2回目のレポートです。^^

 

 

3歳さん、レッスン室に入ってからもずっと、

お母さまの抱っこから離れる様子はありません。

 

 

「この間やった、おだんごとさくらんぼやってみる?」

 

(おだんごとさくらんぼを黒い鍵盤に置いて、鍵盤の並びを認識するワーク。

幼児さんは大好きです)

イヤイヤする3歳さん(笑)。

 

 

「じゃあ、先生ピアノ弾くね。

何か好きな曲あるかなぁ」

 

と言いながら、「きらきらぼし」や「かえるのうた」を弾いてみる。

ピアノを弾いているときは、泣き止んでピアノの方を真剣に見て聴いている様子(しめしめ)。

 

 

「かえるのうたなら、〇〇ちゃんも弾けるかもよ。やってみる?」

イヤイヤする3歳さん(笑)。

 

どうやら、「自分で何かする」は今はイヤみたいですね。

 

 

ならば…と、ちょっとお姉さんたちのやるテキストを出してきて

弾いてみる。

イラストが描いてあるテキストなので、何か会話が弾き出せたらいいなと思い。

「こわい」と首を振る3歳さん。

 

知らない曲は「こわい」らしい。

 

 

シールが欲しい、とご所望の3歳さん

(レッスンの終わりにご褒美シールをあげます)。

 

少し、自分の気持ちを言えるようになってきました。

 

「レッスン終わったらごほうびにあげるよ」

 

と言うわたし。

 

 

気分を切り替えるべく、ピアノから離れて机のところへ移動。

 

スケッチブックに線を引いてみせて、

「〇〇ちゃんもやってみる?」

首をふる3歳さん(笑)。

 

 

構わずスケッチブックワークを続けるわたし。

 

黒丸シールを使って、音符を作って棒を書き、

「この間ピアノで〇〇ちゃんが弾いたドだよ~」

と言いながら、ド(四分音符のド)を量産する。

相変わらず「ママだっこ!」と言って

参加はしてこない3歳さん(笑)。

 

 

シールほしい、とまた言っていたので、1つあげました。

 

「レッスンがんばったらもう1つあげるね」。

 

 

しばらくしたら、

すっとエンピツを持って、線を書き始めました。

 

そして、黒丸シールを貼って、棒も書きました。

 

 

イヤイヤしながらも、

ほんとはやってみたいな、できそうだな、って思ってちゃんと見ているんですよね。

 

 

ドをいくつも作って、レッスンがおしまいになりました。^^

 

 

ごほうびのシールをもらって、「またね」のときに、

お母さまが「なんていうの?」と3歳さんを促しました

 

(「さようなら」とか「ありがとうございました」とかいうタイミングです。

お母さま方、しつけとしてよく、最後にこう促されています^^)。

 

 

すると3歳さん、小さい声でこう言いました

 

「ごめんね」。

 

 

これには、お母さまもわたしもビックリ!

 

 

謝る必要はまったくないけれど、

 

3歳さんはきっと、

この場では本当はもっとちゃんとしていたいと思っていて、

そうできなかったことを自覚しているんだな、と。

 

 

いいのよ、だって、自分でちゃんとドを描けたじゃない!

 

また来週、いろいろやろうね。