子どものピアノ・コース

 お子さまのピアノのレッスンでは、

「自分でできた！」という気持ちを大切に、

勇気づけながら、

日々のレッスンを進めています。

子どもたちは、ひとりひとり、成長も性格も違っています。
その日の体調や気持ちもあります。
ひとりひとりの成長やその日の様子をみながら、

じっくりとレッスンをすすめています。

また、ピアノを弾くことだけでなく、

ソルフェージュや音楽史の学びなども取り入れて、

総合的な音楽力を身につけられるよう導いていきます。

ピアノを弾けるように導くことはもちろんですが、

「音楽を深く愉しめる大人」に育ってほしいという想いで、日々のレッスンをしています。

そのために大切に考えていることの一つは、楽譜が読めることです。

音符をひとつひとつ読めることだけでは、意味がありません。

その楽譜からどのような音楽表現が立ち上がってくるのか、

そこにある和音からどのような背景が存在しているのか、

そして自分はどのように表現したいか…。

こういったことまで感じられる生徒さん、

そして最終的には自分の力で曲を磨き上げ、

それを自分の楽しみとできる人を育てることが、わたしの目標です。
 

➡こちらのページもぜひ併せてお読みください。

　「子どものピアノへの思い」

私が子どもの頃は、ピアノを習うというと、バイエルから入るのが当たり前でした。

けれどもこの30年ほどの間に、新しい教材が次々と生まれています。

当音楽教室では、日頃から教材研究を続け、お子さまお一人お一人の個性に合った教材を使用するよう心がけています。

【子どものピアノコース】では、当音楽教室オリジナルのレッスンノートを

お渡ししています。

「自分のレッスン」という自覚を持ってレッスンに臨んでいただけるように、

忙しい今どきの子どもが、効率的な練習をするヒントとなるように、

また、おうち練習のモチベーションアップとなるように、

と工夫して作りました。

【子どものピアノコース】では、月ごとに「ポイントレッスン」をしています。

ピアノを弾くだけではない、音楽理解・音楽表現に大切なこと（聴音、読譜、リズム、楽器のこと、などなど）をレッスン時間内の毎週わずかな時間を使って学んでいきます。
継続していくと、少しずつの積み重ねが着実に力になっていきます。

たとえば、４月は「音符を読む」、５月は「和音」、…などです。

ただ音を出すだけではなく、音楽で表現できる人に育ってほしい、
音楽を楽しむことのできる人に育ってほしい、
と願っています。

年に数回、グループレッスンをしています（参加は任意）。

人前で弾く練習、生徒さん同士顔見知りになることで発表会でも過度の緊張を緩和する、という目的のほか、

グループならではの音楽的学びをできる機会を設けています。

ピアノが弾けるだけではなく、ピアノも含めて音楽を知り、楽しむことのできる大人に育ってほしいので、

「知る時間」も大切に考えています。

2017年度は「楽器を知ろう！」ということで、教室にあるチェロとコントラバスを実際に見比べて、違いを勉強しました。

2018年度には、「ピアノ博士になろう！」と題して、ピアノの仕組みや歴史について、クイズ形式で勉強しました。

年間43回レッスンのコースです。

年間43回レッスンのイメージは、

ほぼ毎週レッスンがあり、

第５週がある月は第５週がお休み、

年末年始、年度末、ゴールデンウィーク、夏休みは月３回、といった感じです。

このコースでコツコツとレッスンを続けていけば、

ピアノが着実に身に付くはずです。

ピアノの上達やレッスンに通う習慣などを考えると、特に小さなお子さんのレッスンにはこちらのコースのご受講が望ましいと考えていますが、

それぞれのペースを配慮してその他のコースを受講することも可能です。