コントラバスコースへの思い

私がコントラバスと出会ったのは、中学校の吹奏楽部でした。

次第に楽器への愛着が募っていくものの、教えてくれる先輩もおらず、自己流で弾いていました。

 

その後大学に入り、6年間(大学4年間と研究科2年間)、副専攻としてコントラバスを学びました(詳しくは、当ホームページの講師経歴 コントラバスの履歴をごらんください)。

副専攻ながら、本業そっちのけでのめり込んだおかげで、オーケストラの授業に参加させていただいたり、

在学中、福島県の中学校のブラスバンド部に泊りがけで教えに行ったこともありました。

そこのコントラバスの生徒は、昔の私と同じ。指遣いも楽器の鳴らし方もよくわからないまま、毎日一生懸命に楽器に取り組んでいました。

 

後に、社会人となってからサンクトペテルブルク音楽院にコントラバスで短期留学をし、音楽漬けの数ヶ月を過ごした後は、しばらくコントラバスから遠ざかっていましたが、私の根底には、同じコントラバスを好きな人を応援したい、何かお役に立てないか、との思いがずっとありました。

 

ブラスバンド部や管弦楽部では、代々先輩から後輩へと演奏技術が受け継がれていっています。その中には、正しい奏法もありますが、誤った奏法もあります。

せっかくコントラバスとご縁を持った方が、正しくない弾き方で楽器をより良く弾けないというのは、とても残念なことです。

 

私自身がコントラバスを教える立場になる、ということを思い切るまでずいぶん時間がかかりましたが、私が学んだことを昔の私のような方にお伝えしたい、との強い思いで、このコースを開設いたしました。